踊り狂うダンスフロア、最上級のダンスロックに高揚。夜の本気ダンス
本気でぶつかり合う、ダンスバトルはリハで始まる。
爆音のギターサウンドが聴こえると、あきらかに高揚する観客。
MCのはじまりは「踊れる準備は、できてますか!」
「地元京都のバンド、夜の本気ダンスです!」という咆哮であった。
幕開けに「クレイジーダンス」で会場とオーディエンスの気分は
一気にダンスフロアに。広がる横揺れ、サビでは多くの手が挙がる。
踊る心は、その場すべてのオーディエンスに芽生えた。
加えて、鋭いリフ、クールでソリッドなギター。
パワフルなビートを生み出すドラミング。
うねり踊るベースライン。その曲を終える頃には、
魅力あるアンサンブルによりすでに一体感を得ていた。
「Logical Heart」では、赤のテレキャスターを置き、
全身で踊る表現を伝えていくパフォーマンスに。
後の機材トラブルも同郷の岡崎体育をネタに持ってくるなど
話題に事欠かない夜ダンの愛される姿を見るいい機会となった。
「Dance in the rain」では、そのリズムに飲み込まれていく。
「まだまだいけますかー!」「まだまだ踊り足りない?」
テンポのある煽りに、のっていくオーディエンス。
もう我慢なんていらない。ラストに向けて高まりを超えていくだけ。
ここにきて最高の踊れる曲を持ってくる。「Where」
先導されたハンドクラップは後方まで広がり続ける。
ダンサブルなキラーチューンに、楽しいステップは止まらない。