誰もが待ち望んでいた音。サニーデイ・サービス。
みんなが待ち望んでいた。
出演者が発表された時目を疑った。
満を持して登場したサニーデイ・サービス。
「baby blue」から始まった今回のライブ。
恐ろしいくらいに安心して身を任せられる。
フロアは人で埋め尽くされ、一人一人の表情はうっとりとしたものであった。
「スロウスライダー」
「I'm a boy」
曲のイントロが流れるたびに歓声が上がる。
どんどん次への曲への期待が高まる、
なのにその期待を悠々に彼らは超えていくのだ。
涙を流す人も多くいた。
「白い恋人」が流れた瞬間。
KBSホールの醍醐味でもあるステンドグラスの幕が上がる。
もはや神々しい存在になっていて、
視覚で認識できていることすら奇跡に思えてくるような空間。
サニーデイ・サービスの物語はボロフェスタの物語と
相まって最高の空間を作り出したのであった。