ワンダフルボーイズが見せた、Underground STAGEのトリにふさわしい、あまりに美しい光景!!
2日間続いたボロフェスタ、そして地下のUnderground STAGEも、
このバンドのライブが、遂に最後。
祭りが終わる予感に一抹の寂しさを覚えていたところに
大MC土龍の呼び込みで登場したのは、
全員ピッチまでお揃いのボーダーTシャツを着用したこの男たち!!
ワンダフルボーイズ!!!!!!
1曲目「サウスポーMusic」から、Sundayカミデの
「もっともっともっと!!」に答えようと、観客も手を挙げ踊りまくる!!
シンセ、ドラム、サックス、ベース、各楽器のソロにも沸き、
会場のボルテージは、最初から最高潮!!!
それに負けじと、Sundayカミデも観客を煽りまくりの踊りまくり!!
テンションはそのままにキレッキレのラップが映える
「ロックジェネレーション」を挟み、
なぜか突然の「な!が!ぶち!つよし!!」コールから次の曲「アーユーアンダーグランド」へ。
最後のステージ、踊り残しなんて言語道断と言わんばかりに繰り広げられる
ブリッブリのサックスソロと暴れまわるギターが最高に気持ちいい!!!
「愛と平和があればアンダーグラウンドステージはそれで充分」という
MCの後の「平和 to the people!」には、観客も踊りながらピースサインでその思いに答える。
後ろを振り向くと、外国人のお客さんと日本人のお客さんが、
手を取り踊っている様子が見えるさまは、まさしくタイトル通り!!
本編のラストソングは、「Joy to the world!」。
「自分の好きなことやり続けても、何もいいことないかもしれないけれど、
やらないよりも、まし!!!」という感動的なコール&レスポンスの後に
フロアに飛び出したSundayカミデに、観客も大歓声!!!
そして迎えたアンコール。
「本当はもっと早くに音楽活動を辞めるつもりだった。でも、奇妙礼太郎くんが、
この曲を歌ったことによって、時空が歪み、俺はまだ音楽を続けています。今度は、俺たち自身の力で、時空をまげるぞー!!!!」というMCの後に披露された
最後の1曲は、「君が誰かの彼女になりくさっても」。
「地下ステージから、地上にも届くように!!みなさん、歌ってください!!」と語ったSundayカミデは、自らもマイクを置き、観客と共に大きな声で歌う。
それは、ミュージシャン、スタッフ、観客、みんなで作り挙げるDIYフェス、
「ボロフェスタ」Underground STAGEのトリに相応しい、とても美しい光景だった。