好きだと思えるものに親身に向き合う姿勢。グッドモーニングアメリカ。
本祭2日目、後半戦に突入。
グドモおなじみの、ベーシストたなしんによるにぎやかSE!
今回の仮装はハロウィンと称してかぼちゃの被り物。
フロアに降りて観客との距離を一気に詰める。
「3.2.1.ファイヤーーーー!」
その掛け声とともにメンバーも登場。
「イチ、ニッ、サンでジャンプ」でライブをスタート。
言葉巧みな数え歌で観客は指折り数えながら飛び跳ねる。
アッパーチューンで人気曲の「キャッチアンドリリース」を披露した後、
ボロフェスタの特徴の一つである手作り感満載の装飾について
ギターの渡邊が触れ、スタッフたちの顔もほころぶ。
「ディスポップサバイバー」で盛り上がりはピークに!
そこから最新曲「ノーファング」と先ほどまでの曲とは打って変わったミステリアスでアングラな雰囲気を会場に放った。
グドモの音楽は新旧曲織り交ぜてセットリストを作ることが特徴的だ。
1stミニアルバムに収録されている「世界終わらせないで」は
刹那を歌われ、いつ聴いても心をきゅと掴まれる曲だ。
一瞬一瞬を大切に積み重ねてきたボロフェスタに向けての賛美歌とも思える曲だった。
ラストは「未来へのスパイラル」
観客のサビ大合唱はまぎれもないグドモへのラブコールである。
11月5日にバンド結成の地、東京八王子での主催フェス
「八王子天狗祭」を控えている彼ら。
地元を愛し、そこに自分たちの心底大切に思えるアクトとともにフェスを作り上げる。
この精神はボロフェスタと精通するものがあったはずだ。
彼ららしさの一つはイベントに親身に向き合う姿勢である、
そう改めて感じられるライブだった。