まるでここはライブハウス、衝撃と刺激。Limited Express (has gone?)。
1stステージで圧巻のステージを魅せたHave a Nice day!
そのまま2ndステージにて待ち構えていたにLimited Express (has gone?)。
2組で発売したスプリットアルバム『Heaven Discharge Hells Delight』の表題曲
「Heaven Discharge Hells Delight」のセッションで直接的にバトンを渡される。
1stステージと2ndステージ2つを同時に使ってのセッション!
2組が共同で制作したその音楽は、アンダーグラウンドの深く深くを
切り取りこのボロフェスタでぶつけてきた。
ステージ前列の観客はトランス状態にも思えるほどリミエキの鳴らす音楽に
身を預けていた。
幼い子供は自分の体力の限界調節などせず
ぷっつりと意識が途切れてしまうまで構わず走り遊び回る。
ボーカルのYUKARIにはその姿に似たものを感じた。
この先のことを考えた立ち振る舞いではなく、今鳴っている音に
身を任せているのは観客だけではなくYUKARIを筆頭にしたリミエキもだったのだ。
徐々にヒートアップする会場、皆がリミエキの音楽に
夢中になり、このあと演奏を控えるアーティストたちにも大きな衝撃、刺激を与えたことだろう。
パンクであるが要所要所にジャズやオルタナの要素が織り交ぜられ完成した
リミエキの最新アルバム『ALL AGE』から
今年のボロフェスタのオープニングMVのBGM「ギャーギャー騒げ」
”ウォーリーをさがせ風”MVで話題にもなった「METEO DAYDREAM」
も披露され、
そして爆音で大きく鳴らされるとKBSホールが一気に凝縮されて
まるで地下のライブハウスで音楽を聴いているような
ぎゅっと空間が凝縮されたようだった。
そして「楽器を持たないパンクバンド」のBiSHが
そんなリミエキに突如乱入!
BiSHの「カラダイデオロギー」をバンドでコラボレーション!
BiSHメンバーも身体を大きく揺らし、フロアにダイブ!!
ひとアーティストで3マンライブを見たかのような満足感であり、
ここがホールであることを忘れさせた。