大阪アメ村からやってきた。愛はズボーン。
本祭2日目。素晴らしいほどの秋晴れ。
そんな開放的な日のしょっぱなから地下に潜るやつらは
頭がおかしい。そんなブッキングしちゃうボロフェスタもおかしい。
そんな主催者土竜の紹介からスタートしたのは
ナノボロフェスタにも出演し大盛況だった愛はズボーン!
「ニャロメ!」、「アナコンダ」、「ひっぱられる」と人気曲が続く。
実は愛はズがライブで定番としている曲は基本的に5分近くある。
だがその曲の長さに飽き飽きした人は
このライブ会場でも今までもいないと言っても過言ではない。
それほどに、一曲がおなじフレーズを繰り返していてもメロディーが
1曲に印象的なフレーズがいくつもあり、テンポや曲調も少しずつ変えられている。
「深夜のテンションにしてください!」と照明を消して、
カラフルな照明をつける。
盛り上がりは最高潮に達し、昨日の地下ステージトリのDENIMSから
そのままバトンを引き継いだ夜のライブのよう。
それまでにトップバッターとは思えないほどの盛り上がりなのだ。
11月12日(土)彼らの拠点である大阪のアメリカ村でサーキット型フェスを開催予定。
彼らも地元を大切にし、ジャンルなどの枠にとらわれないという面でも、
ボロフェスタのに共通する部分は多いのではないだろうか。
どうも歌詞に意味を付与したくなってしまいがちな音楽も
ほんっとうに意味がないものは少なくて、
それに出会えた瞬間一気に開放的になる。
愛はズボーンはいつだってその感覚へと導いてくれる。