故郷に愛されるバンド。花泥棒。
ボロフェスタ本祭初日、トリのクラムボンに繋ぐ重要な役割を担ったのは、
京都のバンド、花泥棒!
「デイドリーム」で今回のライブを心地よくスタートさせた。
「サーティーワン」はあまくとろけるようなメロディに
ほろ苦く切ない歌詞が特徴的な曲。
曲の間奏で、メンバーが右へ左へとステップを踏む。
そんなお茶目な姿が見れるのもライブならでは。
花泥棒人気曲「渚」がラストに流れ始めると
観客、スタッフ、出演者までもが前のめりになって手を挙げる。
最後は溢れる気持ちを抑えられなくなったボーカルの稲本は
観客を前に呼び出し、ダイブ!
フロアにサークルを作り曲のラストに大ジャンプ!
曲はポップで爽やかさが印象的だが
ライブでの彼らはロック魂が如実に現れる。
甘かったり、ほろ苦かったり、爽やかだったり、
ボロフェスタや京都への熱い想いだったり。
味や温度を感じられるような曲で満足お腹いっぱいの観客。
京都の人々に愛される花泥棒の姿は
京都の空間でしか見れないことを改めて感じた。