ボロフェスタへのラブコールの答え。Homecomings。
京都、livehouse nano、ボロフェスタという場所を大切に想う気持ち。
それはボロフェスタの参加者が感じていること。
Homecomingsはの気持ちを常に持った京都のバンド。
やっぱり彼らの音楽を聴かないとボロフェスタは成り立たない。
畳野(Vo.Gt)の軽やかな歌声であるからこそ、
石田(Dr.)のスネアの音がホール内によく響く。
水を得た魚が泳ぐように、ギター・ポップが耳にスイスイと流れ込む。
彼らの年齢になると地元京都から離れていく人も少なくはないだろう。
その中で地元京都に愛し愛されそこで活動し続けるポテンシャルは
ボロフェスタにもしっかり伝わっている。
人気のアーティストを呼ぶだけだったら、それはボロフェスタじゃない。
バンド達と一歩一歩歩んできたlivehouse nanoがあったからこそ、
京都のバンドシーンは絶えることなく今も生き続けている。
「DON'T WORRY BOYS」のイントロが流れた瞬間に飛び跳ねる観客。
最後は後ろの幕が開きライトアップされたステンドグラスが姿を現し、
盛り上がりもピークに。
ボロフェスタからの熱いラブコールに応えるように
観客の心を掴んで離さなかったHomecomingsのライブだった。