喫茶マドラグ、トリを務めるのはSubtle Control
あたりはすっかり暗くなり、喫茶マドラグで特製ボロ弁当を
夕食として頬張るお客さんもチラホラ。
そんなご飯の美味しい匂いが充満してほっこりとしたこのステージに
Subtle Controlのアコギが音を鳴らす。
英詞の心地良い音楽はまるで店内BGMとして選曲したかのように馴染んでいる。
アコギ1本とは思えないほどの音の奥行きを感じるのは、
彼の声までもまるで楽器のように奏でるメロディにうまく溶け混んでいるからだろう。
MCは打って変わって、少し低めの声で笑えるおしゃべりが観客の気持ちをほぐす。
マドラグのトリにふさわしい、ロマンティックで優しい音楽を奏でてくれた。