エヴァーグリーン、Homecomings。
Homecomingsを聴くと、自分の中の少年少女が、
無邪気に笑ったり泣いたりするのを感じてしまう。
強い意志を感じる真っすぐな演奏。
透明なコーラス。
心を痛いほど、ぎゅっと掴んで離さない、メロディー。
「HURTS」は、いつまでも捨てられない青さゆえの痛みを
これからもずっと抱えて生きる、すべての人のアンセムだと思う。
ホムカミの歌は、私たちひとりひとりの物語を描き出す。
あのとき感じたあの気持ちを、かけがえのないものにしてくれる。
一瞬が永遠になるような、魔法のような音楽が、nanoを包む。
今年はフジロックのレッドマーキーにも出演し、活躍の場を広げるHomecomings。
そんな彼らは、「ナノボロフェスタに出ることができるのは、バンドにとって大切。」と語ってくれた。
これからもどんどん大きくなるであろう彼らだけれど、
いつまでもみんなに愛される、ずっと心に残る、
「エヴァーグリーン」という言葉が誰よりも似合うバンドであることは、
多分ずっと変わらないだろう。