ボロフェスタ速報ブログ

ボロフェスタオフィシャルカメラ・ライターたちがボロフェスタ2017にまつわるあれこれをレポート

ナノボロフェスタを盛り上げたあのアクト、あのキーワード<後編>

さて今週も、ナノボロフェスタの振り返りをお届け!

3つのキーワードで、ナノボロフェスタ最終日を振り返ります。

 

○スイカ

 

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2日目は、「ナノボロフェスタに、もっと夏感を!」というスタッフの思いにより、かき氷の販売と、スイカ割りを突発的に開催! 農家らしき女性が重たそうなスイカをゆっくりゆっくりと運んできて、野球ユニフォームで現れたナノ店長・土龍さんがバットでぱっかーん! 割れたスイカは2階・ラクボウズで振る舞われました。このスイカ、甘みが強くみずみずしくておいしいんです。お客さん、出演者を問わずみんな夢中で食べていました~。 ちなみに2回目のスイカ割りは、あのバックトゥザフューチャーのドクさんたちが登場。スイカが彼らの時代に帰れるスイッチとなっているようで、無事、割ることができ帰っていきました。…そんなコントも楽しめちゃうフェス、それがボロフェスタです。

 ○個性が強い!

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初日以上にいろんなタイプのアーティストが多くて、良い意味でカオスな状態。私的には、みんなで歌える民謡的な振る舞いをしながらも、歌詞ではどこかひやっとさせられるT.V.not Januaryが素晴らしかったです。5人組、とあるように、お茶農家の夫婦の息子までがメンバー。舞台でおとなしくしててすごいな~と思っちゃいました。ちなみに物販では自家製はちみつも販売されており、好評な様子でしたよ。現役京都精華大学生の中村佳穂は、華奢な体でパワフルな歌声。「今夜はブギーバック」のカヴァー、かっこよかったです。

○フォーエバーヤング

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急遽参戦が決まったE.S.Vや終盤の2アクト、Have a Nice Day! とHomecomings から特にびしびし伝わってきたのは、若いエネルギー。年齢とか見た目だけじゃなくて、輝きが、情熱が、いい意味で未完成だということ! ナノボロフェスタでこの夏はガッツリ締めるけど、バンドは現在進行形。未完成のままで続いていく、そんな気がします。

Have a nice day!は、夏をとり戻したかのような灼熱さ。誰も彼も汗だくでモッシュしてました。「Are you Ready?」から「フォーエバーヤング」の流れから溢れるワクワク感はいつだって最高~! ライヴを終えたせのしすたぁまで乱入したり、小バコながらウォールオブデスが生まれたり、異例のアンコールがあるなどと、ボリューミーなステージでした。

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トリは Homecomings。綺麗に装飾されたマイクスタンドは彼女たちのために用意されたセット。とても綺麗な光景で、メンバーの生き生きとした様子を照らしていました。彼女たちはヴォーカルの歌声も含め柔らかな音を鳴らすイメージでいるのですが、この日はとくに芯の太いサウンドで、エモーショナルだったのを覚えています。メンバー全員がテキーラをあおったアンコール、ギター・福富の「うぉい、なんてパーティだ!」という発言も含め、こんなロックなバンドで締めくくるなんて、なんていい夏休みなんでしょう…! ラストを締めくくる「白い光の朝に」では、秋はおろか冬のはじまりまで告げられた気分でした。

 

以上、ナノボロフェスタの振り返りでした!

来週からは、ボロフェスタ本祭に向けての記事をばんばんアップしていこうと思います!

どうぞよろしく!